HY 366日 ルカテォの妄想
初めて昨日聞いたのですが妄想が捗りすぎて朝方に殴り書きました
本編とは全くの別物です
創作キャラで妄想楽しすぎる
HY 366日のルカテォの妄想
戦争が終わり、2人で暮らし始めた
ずっと幸せが続くと思ってたんだ
2人でそう誓い合ったから
たくさんの犠牲が出た長い長い戦争の時代が終わり、世界は平和になった。遠い離れた国で2人で暮らし始めて、それこそ生活は厳しいけれどそれなりに幸せだったし貴方がいれば僕はそれでいいと思ってた
でも月日が経つとだんだんルーカスさんは仕事で忙しくて帰ってくるのが遅くなった
食事も外で済ませてくることが多くなって貴方から僕の知らない匂いがした、問えば同僚だと応えたから
そうですか、と返す。
貴方がそう言うならきっとそうだから
心做しかほっとした顔をしたのを僕は知ってる
貴方が、知らない人と毎晩会ってることも知ってる、
それでもいいんです
貴方はここに帰ってきてくれるから
もう、お休みのキスもえっちもデートもしてくれなくなっても、
僕、待ってますから。
口約束も当たり前になっていつしか会うことさえ拒むような言い回しをしてどこか僕ではない誰かを見てる。
それでも僕は毎日食事の支度と家事をして貴方を待ってるんだ
僕にできる戦うこと以外で貴方に貢献できることはこれだけだから
「すまない、外で食べてきた」
「…分かりました」
あなたの好きなシチューも今はいつも冷たくなって残ってしまっていた
一人で食べるシチューはあまり美味しくないんだけど、残すと貴方が怒るから
夜中に帰ってきて一人でない事も分かっていた。
僕の知らない人の声があなたの部屋から聞こえていたとしても、
僕は貴方しか居ないから
どうか捨てないでいて欲しい。
縋るような思いで出てきた貴方に笑いかけた、知らない人の匂いを纏った貴方。
「まだ起きてたのか?早く寝ろよ?」
「はい、すみません」
いつもなら優しいキスをくれるのに
僕の横を素通りして奥へ消えた
どうして目を逸らすんですか
いつも嘘つく時に、頭をかく癖も昔と変わらないんですね
もう僕を愛してないこと、分かってるんですよ、嘘をつかないでください、いっそ酷く別れを告げて欲しい
「愛してる」
「僕も愛してます」
嘘つきですね、あなたは残酷な人だ
じくじくと化膿した傷が広がる感覚が拭えない
一人になると考えてしまう
僕は男だから非生産的だし柔らかくもないし女性みたいに綺麗でもない、だから、仕方ない。
昔から僕は人に愛される事に向いてないんです。
あの時、僕が思いを告げなければよかった?でもこの涙が答えだ、心に嘘はつけない
買い出し中に仕事中のはずの貴方が街で女性と幸せそうに腕を組んで微笑みあってる姿を見かけました
酷く、酷く嫉妬して、でも、貴方が幸せそうな顔で笑うから、僕はその場から動く事が出来なくて
「愛してる」
貴方のその言葉はもう僕のものではなくなってしまったんですね
おかしいって笑ってください、
こんなにも汚い思いを抱いてる
僕を、その女を食い殺してやりたいと思う気持ちを
あなたに恋をして知った事を
いつしか会うことさえ減った貴方をいつも想ってる。
同じ家にいるのに会えないだなんて
怖いぐらい覚えてるんです
あなたの匂いや仕草や全てを
おかしいと言って笑ってください
恋がこんなに苦しいなんて恋がこんなに悲しいなんて思わなかった、
本気で貴方を想って知ったんだ
貴方を愛してるんです
「すまないが出て行ってくれ、もうお前とは暮らしたくない 」
女性を連れた貴方は僕に言い放つ、まるで、昔、僕との時間を邪魔した上司に向けたような冷たい瞳と声で
それでもいい、それでもいいと思える恋だった、戻れないと分かっていても繋がっていたかったんだ
貴方が僕を捨てたとしても
「終わりだ」
雨に濡れながら僕は街を歩く、
別れているのに、あなたの事ばかり
もう二度と戻れなくても
貴方は僕の中の忘れられぬ人
心做しか頬に流れる雨は生暖かい
昔浴びていた鮮血の温もりによく似ていた。
僕からあなたを奪った人が憎い
世界が憎い、昔のまま僕と貴方だけの世界で二人でいたかった
もう一度世界が戦争を始めたら
あの時のように貴方は僕を求めてくれますか?
僕は貴方のためなら何万人でも殺しますよ?
今日も明日も明後日も貴方に会いたい。もう一度、あなたに抱きしめて欲しい
そのために僕は禁忌を犯す
悪いのは世界です。
僕と貴方を引き剥がしたあの女と戦争を終えてしまった世界が悪い。
ねぇ、そうでしょう?
自然と口角が上がるのを感じた、きっと僕は今真紫の瞳をした
【バケモノ】なんです
あまりにも酷い……ポエムチックになってしもうた
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